海外市場🔥 トレンド
NY株式市場、アマゾン決算好感でダウ続伸 ナスダックも大幅高
財経新聞•2026年8月1日
8月1日のニューヨーク株式市場は続伸し、ダウ平均は276.97ドル高、ナスダックは251.68ポイント高で取引を終えました。アマゾンはAWSの4年超ぶり最大の伸びが好感され時間外13%超高、一方アップルは7-9月期見通しが予想を下回り軟調でした。
これまでの流れ
米ハイテク企業の決算シーズンは、AI関連投資の評価を巡って市場の関心を集めています。
決算シーズンの焦点
AI投資への評価が明暗を分ける決算シーズン
米ハイテク大手の決算発表が相次ぐ中、クラウド事業やAI関連投資の成果が数字で示せた企業と、需要見通しに不安が残る企業とで、株価の反応が大きく分かれる展開が続いています。
米長期金利の動向
金利上昇が株式市場の割高感を意識させる要因に
米長期金利が上昇局面にある中、将来の収益に対する期待で買われるハイテク株を中心に、金利動向が株価のバリュエーション(価値評価)に与える影響が意識されやすい状況が続いています。
2026年8月1日
今日
NY株式市場、アマゾン決算好感でダウ続伸 ナスダックも大幅高
要点
- 8月1日のニューヨーク株式市場は続伸しました。ダウ工業株30種平均は前日比276.97ドル高の5万2485.03ドル、ナスダック総合指数は251.68ポイント高の2万5373.86で取引を終えています。
- 前日に決算を発表したアマゾン・ドット・コムは、クラウド部門AWSの伸びが4年超ぶりの最大に達したことが好感され、時間外取引で13%超上昇しました。AI投資拡大計画も好材料として受け止められ、ハイテク株全般に買いが波及しました。
- 一方でアップルは、売上高・利益ともに市場予想を上回る増収増益となったものの、部品不足による需要対応の課題や7〜9月期の売上高見通しが市場予想を下回ったことから、株価は大きく売られました。仮想通貨取引所コインベースも、四半期決算での損失拡大を受けて下落しています。
- 市場全体としては、堅調な経済指標と企業決算を材料に、取引終盤にかけて上げ幅を拡大する展開となりました。米長期金利は10年債利回りが4.74%と2025年1月以来の水準まで上昇しており、株式の相対的な割高感も意識されています。
なぜ重要か
アマゾンの株価急伸は、クラウド事業(AWS)の成長がなお加速していることを市場が高く評価した結果といえ、AI関連投資がクラウド事業の需要を実際に押し上げている実例として注目されます。一方でアップルの株価下落は、増収増益という好調な決算内容だけでは市場の評価を得られず、将来の見通しが重視される厳しい市場環境を示しています。同じ『好決算』でも、成長期待の有無によって株価の反応が正反対になる今回の展開は、投資家がAI関連銘柄に対して極めて敏感な視線を向けていることを物語っています。
この先の見立て
米ハイテク企業の決算発表が今後も相次ぐ中、AI関連投資の成果がどの企業でどう数字に表れるかが、株式市場の方向性を左右する焦点であり続けそうです。米長期金利の動向とあわせて、今後の市場展開が注目されます。
※ 株式相場は日々変動するものであり、記事執筆時点(2026年8月2日)の情報に基づいています。翌営業日以降の値動きを保証するものではありません。
→